2014/06/23

直島に、ちゃちゃっと、行って帰ってくる





フェリー代は往復1000円弱。

日曜日に行こう、と思っていたら、雨だった。
仕方がないから、見どころの施設がメンテナンスのため休館になっている、月曜日に出掛けた。
フェリーの切符売場でも、後悔しませんね、とばかりに、念を押すように言われたが、どうも、ベネッセの関連施設が休みだと、他も連動して休みになるようで、行く先々、「今日は休み、休み…」と聞かされた。

まぁ、ちゃらっと、自転車で走るだけだから、と。
ダンナから、「釣り人がどのくらいいるか、確認してこい」との指令を受けたので。



直島のフェリー乗り場のそばにあるレンタサイクルのオッちゃんが、あれこれと教えてくれた。

「今日はどこも休みだから、釣りする人もあんまりいない。釣りなら埠頭で夜釣りをしている人が多いかな。…ワシも子どもの頃は、このあたりとかこのあたりに、よう釣りに行きよったんじゃが」

と、オッちゃんは地図を広げて、ボールペンで印を入れてくれた。

「…せやけど、今はもうな、ここは三菱の敷地じゃし、勝手に入れんじゃろ」

オッちゃんによると、食事処も、今日は閉まっているところが多いとかで、営業しているうどん屋を教えてくれた。

「この時間に行ったら、空いてとるけん。もうちょっと経ったら混むから、早よ行き」

そうしてそこは一見、何の変哲もないうどん屋だが、カウンターの奥の厨房で大将が、ふつうにうどんを手打ちして、ふつうに大釜で茹でていたので、ちょっと驚いた。隠れた名店かよ、と。



直島の敷地の三分の一は三菱マテリアル、もう三分の一がベネッセ、この二つの間に挟まるようにして、島の人の暮らしがある。

この度は、ベネッセのアート関連施設が、メンテナンスのため休業ということで、私は三マテ側の道をぐるりとサイクリングしてきた。
アート鑑賞という意味では、こちらも充分、異形な現代アートの様相を呈しているので、見応えはある。








大きく書かれたスローガンは、「目指そう真の国内NO.1世界の頂点…云々」ということで。

もう四年ほど前になる。金価格が最高値になった時に、東京・丸の内のど真ん中の三マテ店舗で、ブルジョア婦人どもがショーケースに飾られた貴金属の装飾品を眺めているところに、私はどかどかと分け入って、100gのインゴットをカウンターに置き、店内に響き渡る声で、「金、売り!」と言って空気をぶち壊してやった、あの時の清々しさを思い起こしつつ、「三菱封じ」()をしながら、およそ一時間走ったであろうか。



島に来る人を迎える、草間彌生デザインのかぼちゃ。
ベネッセ側に行くと黄色いのもあるのだが、それは次回。
かぼちゃの中に入って、彌生ちゃんの水玉模様と戯れることができる。
できれば、昇って遊べるデザインにして欲しかった気もするが、それをやってしまうと、心無いバカが来て、悪さして、キリがなくなるのだろう。

昇れないけれど、まぁ、中には入れるし。カップルがイチャつくには充分。
直島ではカップリングパーティーなども催されているようなので、そのへんは多分、余程のことが無い限り、島の人も見て見ぬ振りをしてくれるのだろう。
それで子どもができても、その子には「お前はかぼちゃからうまれた」と言えばいいので、ロケーションは万全である。



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