2013/03/31

ウズの人たちの集い

左のは、ラベルにウズベキスタンのハン・アトラスがデザインされたウオッカ。(個人的には、「ウオトカ」と表記するのが好きである。)右はノアの方舟が辿り着いた、アララト山がデザインされている、アルメニアのブランデー。(これも個人的には「コニヤク」と表記するのが好きである。)
現在、日本では入手できないマニアックな酒である。
ウオトカは、私は自分で化粧品を作る時に使うことがあるから、ウズベキスタン産のも試してみたいものである。

ウズベキスタンに絡む、何がしかの催しがある度に、私は呑んだくれているような気がする。
この度も、 「シルクロードからの贈り物」という特別展を開催し、云々。つきましては、お時間のあるときに、お寄りいただき、ご覧いただければ、云々。… と書かれた、イベントのお誘いのハガキが舞い込んだ。ちょうど一昨年前に応募したコンテスト絡み()の催しである。

せっかくなので、出かけてみたのである。
講演会の後に、まさか親睦会といったものまであるとは思わず、何となく出席して、またしても飲み食いして、ヨッパラって、大学のエラい先生をつかまえて、「養蚕を勉強する良いテキストは何か?」などと、質問を浴びせていたのである。
エラい先生いわく、農業高校の養蚕の教科書をまず読むのがよかろう、と。農業高校は、今も養蚕まで教えているのか!と驚いた。
一応、Amazonで、その養蚕の教科書が販売されているのか、検索したが、Amazonには無さそう。大きな書店で注文するなどしないと、入手できないだろう。

KANNNOTEXTILE(ウズベクやインドの布を扱っているデザイナー氏)

私の作品も展示してくれていましたよ。向かって左が私が製作したもの、右がウズベクの人が製作したもの。
ただ、ウズベキスタンではネクタイを締める習慣が無いので、作った人も、「これは一体、何をするモノなのか?」と思いながら、見よう見まねで作ったに違いない。

ソビエト連邦崩壊以降、養蚕や製糸の技術的進歩は停滞し、質量ともに国際競争力ある生糸・絹織物はほとんど生産されていません。現在、中国から輸入される低級蚕種から生産された繭の多くは廉価で中国に輸出されており、農家は養蚕への期待を徐々に失いつつあります。

一方、伝統的なアトラス絣織を外国人観光客等の土産用に改良し拡大生産できれば、農家の収入安定と生活環境向上が期待できるとの考えました。そこで、日本の養蚕技術体系を現地に適応させ、小規模飼養向け蚕の改良と特徴ある絹製品を開発することで、小農特に老人婦女子の就労機会を創出し、農家収入の安定確保を目指すこととしました。…

JICAの支援のもとで行われているこのプロジェクトだが、取組みの成果あって、案外ウズベキスタンの農家の養蚕技術は高く、短期間の指導で高品質の繭を生産できるとわかったらしい。
なるほど、と思いながら、私は外野から、このプロジェクトを生暖かく見守り続けているのである。



※関連過去記事
タシケント・ヘタレ旅(2011年4月4日)
貿易・投資セミナーでタダ酒を煽る (2011年9月10日)
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