2013/02/10

地方への移住相談会

今の借家は、来年の春には出て行かねばならない。(
なかなか、腰を落ち着けて生活を築くのが難しい、浮き草のような暮らしであるが、どこに根づいて、どこに骨を埋めるか、ひじょうに悩ましい問題である。

地方への移住相談会があるというので、行ってきた。こういう催しは、機会を見つけて、何度でも出向いて、情報を集めて精査して、縁の糸口を掴み取らなければ、と思っている。置いてあるパンフレットを、ごっそり持って帰ってきた。

私もこれまで、色んなところに住んだけれど、どこも「いいところ」と「ヒドイところ」があり、「住めば都」だろうというのが正直な感想。暮らしよさ、住みよさは、自分で切り拓くものであって、出来合いの備え付られたものに対して大いに期待するのは、よろしくない。
例えば、「医療・介護の充実度」といった謳い文句は、「そんなバカなw」と話半分以下で流して、そんなものはどこにもないという地平線に立って考えた方がいい。この分野の充実度をはかるモノサシは、そこに住む人々のその問題に対する関心の傾け具合や、意識の高さ、自立度や生き様がメインで、それは実際にそこに住んでみるか、あるいはその土地の人ときちんと交流することでしか、見えてこない。

移住に際しては、「子どもがいる」家族ほど有利なものはない。その点で、私たち夫婦は何かと不利かもしれない。自治体によっては「子どもに来て欲しいのに、子どものいない夫婦なんかに来て欲しくない」と、そんな本音もあるかもしれない。

介護の人手不足解消ということであれば、私は喜ばれるかもしれないが、それを本職にする気はないので、関われる件数も、3件くらいが限度ではないかと思っている。
しかし、私はもう、介護サービスに市場原理を取り入れて、競争に勝ち残ろう、というスタンスの事業所では、長く勤まる気がしない。とかくそういうところでは、裕福な年寄りを甘やかすことを「介護サービス」とする差別化に向かい、「プロ意識」という意味不明の言葉で、仕事の意欲を削ぎ落とすのである。

「プロ意識」という言葉の出所は、プロ野球選手だろうか。かなり多くの人が使いどころを間違って、逆効果を生んでいる。

0 件のコメント:

コメントを投稿