2012/09/25

『アフガン』

色んな事情のならずものばかりを送り込んだアフガン部隊。

『9th COMPANY』(邦題:『アフガン』)



インパクトに欠ける、何だかヤル気を感じない邦題がつけられているが、特にミリヲタにはたまらんと思われる、ロシア映画。1988年のアフガニスタンが舞台。
イケメンではなく「いい顔」の役者が揃っていて、B級ではない、ちゃんとした作品。
"白雪姫"と呼ばれる、まぁ、兵隊の日常にふつうに溶け込んでいる従軍慰安婦が、唯一の紅一点。

「自我も知識もすべて忘れろ。おまえたちは"無"だ。天才でもバカでも芸術家でもない。ここでは人間でもない。ただの"クズ"だ!」

と、鬼軍曹がいたりして、ロシア版『愛と青春の旅立ち』と思わせて、最後まで観ると、そういうわけでもない。

しかしこの映画、なんで英語混じりなんだ。

訓練より戦場の方がマシらしい。

と言いつつ志願兵に、フェルガナで訓練施した後、一応最終確認で「辞退するものがあるかどうか」と尋ね、意思確認をする。そのあたりは親切なのか、それとも真に受けてはいけない暗黙の了解の常識なのか、ビビってる人も、誰も辞退しない。

さらに志願兵の中に、"巨匠"とあだ名されるイケメン芸術家が混ざっていて、絵を描いたり、高性能プラスチック爆弾で造形をこしらえたり、「これはもしかして、オチは『西部戦線異状なし』かな、はたまた『イングリッシュ・ペイシェント』かな」とにおわせつつ。

この"巨匠"と、養護施設育ち、モンゴルの医者、シベリアから来た人、恋人が待っている人、…さて結局、最後に生き残ったのは、誰でしょう。

私がこの映画を観ようと思ったは、アフガニスタンの雄大なすばらしい風景を観て癒されたかった、という理由で。



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